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法曹制度検討会(第1回)議事概要

(司法制度改革推進本部事務局)
※速報のため、事後修正の可能性あり



1 日時
平成14年2月14日(木)15:00〜16:50

2 場所
司法制度改革推進本部事務局第1会議室

3 出席者
(委 員)
伊藤 眞、岡田ヒロミ、奥野正寛、小貫芳信、釜田泰介、木村利人、佐々木茂美、田中成明、中川英彦、平山正剛、松尾龍彦(敬称略)

(事務局)
山崎潮事務局長、大野恒太郎事務局次長、植村稔参事官

4 議題
  1. 座長の選任等
  2. 検討対象等の説明
  3. 今後の開催予定

5 配布資料
資料1−1 法曹制度検討会委員名簿
資料1−2:司法制度改革審議会意見(抜粋)
資料1−3:検討対象として考えられる主な事項
資料1−4:法曹制度検討会 今後の開催予定

6 議事
(1) 事務局長挨拶
検討会の開催に当たり、山崎事務局長から挨拶がなされた。

(2) 座長の選任
委員の互選により、伊藤委員が座長に選出された。

(3) 議事の公開
協議の結果、議事の公開について、次の取扱いとすることとなった。
  •  毎回の会議の議事概要及び議事録を作成し、公表する(議事録については、発言者名を記載する。)。
  •  報道機関に会場における議事の傍聴を認める。
  •  プライバシーの保護が必要な場合や公開により公正・円滑な議事運営に支障が生じるおそれがあると考えられる場合は、公開を停止し、報道機関の傍聴を制限したり、その部分について、議事概要及び議事録への記載を避けることもありうる。

(4) 座長挨拶
議事の開始に当たり、伊藤座長から挨拶がなされた。

(5) 主な検討事項
事務局から、司法制度改革審議会意見(抜粋)(資料1−2)を基に、検討対象として考えられる主な事項(資料1−3)について説明がなされた。

(6) 今後の開催予定
今後の検討会は、次の日時に開催することとなった(資料1−4)。
第2回3月12日(火)午後3時から5時まで
第3回4月16日(火)午後1時30分から
第4回5月14日(火)午後1時30分から
第5回6月18日(火)午後1時30分から
第6回7月22日(月)午後3時から
第7回9月10日(火)午後1時30分から
第8回10月8日(火)午後1時30分から
第9回11月12日(火)午後1時30分から
第10回12月10日(火)午後1時30分から

(7) 質疑応答
次のような質疑応答がなされた。(○:委員、●:事務局)

○ 日本弁護士連合会(日弁連)や最高裁の検討状況を踏まえて検討を進める部分があるが、本部の設置期限が3年とされていることからも、日弁連や最高裁の検討が終わるのを待つのみではなく、ある程度の時期に検討状況を報告させるなどして欲しい。また、検討するに当たって、委員が共通の認識を持つ必要があると考えられることから、フリートーキングする場も必要であり、年内月1回の開催では日程が不足するのではないか。

● 日弁連や最高裁の検討結果を待つばかりでなく、必要に応じて検討状況を確認していきたい。また、検討会の開催予定については、議論が足りなければ更に日程を入れることになる。共通の認識については、当検討会においては多角的な立場から議論をお願いするわけではあるが、司法制度改革の方向性(意見書)を踏まえた上での議論をお願いしたい。それを共通認識の土台としていただきたい。

○ 1回1回の会議を充実させ、短時間の議論をして成果を上げていくためにも、事前に配布できる資料があれば、配布願いたい。

● そのようにしたい。

○ 当検討会における検討を法令案の立案に反映するということであるが、検討会の議論が法令案に反映されているかどうかを確認する機会は設けられるのか。

● 実際に法令案を作成することとなった場合、要綱や骨子案としてまとめたものを検討会にお示しすることになる。

○ 次回、日弁連、法務省及び最高裁に対するヒアリングを行うのは、現状を把握するためにも必要なことであるが、日弁連、法務省及び最高裁以外の、一般国民からの意見についての資料があれば見せてもらいたい。

● 事務局もホームページを開いており、いろいろな意見が寄せられている。紹介する方法を考えたい。

○ 当検討会の検討対象には、他の検討会の担当部分が関係するところがあるが、その検討会の検討状況は知り得るのか。

● そのような場面があれば、事務局として必要な対応をしたい。

次回(3月12日)は、日弁連、法務省及び最高裁からの検討状況等のプレゼンテーションの後、当検討会における具体的な論点や検討順序について議事を行う予定。

(以上)