司法制度改革審議会

司法制度改革審議会 第9回議事概要

1 日時 平成11年12月21日(火) 15:00~16:10
2 場所 司法制度改革審議会審議室
3 出席者
(委員、敬称略)
佐藤幸治会長、竹下守夫会長代理、石井宏治、井上正仁、北村敬子、曽野綾子、髙木剛、中坊公平、藤田耕三、水原敏博、山本勝、吉岡初子
(事務局)
樋渡利秋事務局長
4 議題
①論点整理について
②今後の審議の進め方等について
③審議会の傍聴の取扱いについて

5 会議経過

① 論点整理について、まず樋渡事務局長から、12月14日に開催された衆議院法務委員会「司法制度改革審議会に関する小委員会」における指摘・要望事項について説明があった。(注:これらを含め、各界から寄せられた意見書等については、可能な限り事務局から各委員へ事前に伝達済み。)
続いて佐藤会長から、前回の議論やその後委員から寄せられた意見等を踏まえた修正箇所について説明があり、「司法制度改革に向けてー論点整理ー」が別添1のとおり決定された。

② 今後の審議の進め方等について、次回1月18日に、委員相互の問題意識の交換や論点項目の審議方法・審議順の設定などについて、自由討議を行うこととなった。

③ 海外実情調査について、来年4・5月の連休を利用し、班を分けて欧米主要国を中心に調査することについて合意され、具体的な内容については更に検討することとされた。

④ 地方公聴会(第1回)の日程等について、来年3月18日(土)に大阪弁護士会館で開催すること、意見発表者等の募集告知(別添2参照)を行うこと等について合意された。

⑤ 審議会の傍聴の取扱いについて、意見交換の結果、佐藤会長からの「報道機関に対し、別室で映像・音声により、傍聴を認める」(映像・音声装置等の用意が整い次第、実施に移行)との提案が了承された。
なお、報道機関への傍聴を認めるに当たり、一部の委員より、委員相互の自由闊達な意見交換に支障が生じないよう、断片だけでなく、全体としてバランスのとれた報道を期待するとの意見が出された。

⑥ 次回は、1月18日(火)午後2時から開催し、前述のとおり、委員相互の問題意識の交換や論点項目の審議方法・審議順の設定などについて自由討議を行うこととなった。

以 上
(文責 司法制度改革審議会事務局)
- 速報のため、事後修正の可能性あり -

(別添1)「司法制度改革に向けて-論点整理-」
(別添2)「地方公聴会(第1回)の開催及び意見発表者・傍聴者の募集について」