配布資料

法曹養成制度改革の課題(レジュメ)

平成12年3月2日
井 上 正 仁

Ⅰ 21世紀を支えるのにふさわしい法曹の資質・能力

1.基本的資質・能力

2.新時代に対応するため強化拡充が求められる資質・能力

Ⅱ 法曹養成制度の現状とその問題点

1.現行の法曹養成制度 1)司法試験
2)司法修習

2.その実態

1)司法試験の開放性と「一発勝負」的性格
2)合格者数の限定と受験戦争化
3)司法試験制度の改革による対応
4)受験予備校への依存とその影響

Ⅲ 改革の方向

1.合格者の教育の拡充強化

2.司法試験前教育プロセスの整備

3.考え得る反論

1)実社会での鍛錬・市場による淘汰
2)改善不能

Ⅳ 改革の諸方策

1.法学部教育の充実

2.法科大学院構想の概観

1)法科大学院構想をめぐる議論の経緯
2)法科大学院構想の基本的枠組み a. 学部との関係
b. 司法(実務)修習との関係

3.法科大学院構想の主要な論点

1)法科大学院の組織・教育内容等 a. 対象
b. 修業期間
c. 教育内容・教育方法
d. 教員の数・資格
e. 設置形態・設置数・設置認可のあり方等

2)入学者選抜の方法 a. 「プロセス」の重視とオープンで公平な選抜
b. 多様な人材の受入れ

3)司法試験

4.継続教育

おわりに