司法制度改革審議会
司法制度改革審議会 第59回会議議事概要
- 1 日 時 平成13年5月21日(月) 9:30~12:15
2 場 所 司法制度改革審議会審議室
3 出席者
- (委員、敬称略)
佐藤幸治会長、竹下守夫会長代理、石井宏治、井上正仁、北村敬子、髙木 剛、鳥居泰彦、中坊公平、藤田耕三、水原敏博、山本 勝、吉岡初子
(事務局)
樋渡利秋事務局長
- 4 議題
- ・最終意見に関する審議(第1読会)
5 会議経過
(1) 最終意見に関する審議(第1読会)
「司法制度改革審議会意見書(案)」(H13.5.21第一読会用)〔別添〕を基に、全体の構成及び36頁までの記載について意見交換がなされ、意見書(案)の修正等を行うこととなった(主な部分は次のとおり)。
- Ⅲ「第1 民事司法制度の改革」の記載順序について、「2.民事裁判の充実・迅速化」を「1.」に繰り上げる等工夫する。
- Ⅲ「第2 刑事司法制度の改革」中、「1.刑事訴訟手続への新たな参加制度」は、Ⅴ「第1 国民的基盤の確立(国民の司法参加)」に主な記載を移す。
- 「Ⅳ 司法制度を支える法曹の在り方」の記載順序について、「第6 法曹養成制度の改革」を「第2」に繰り上げ、「第2 弁護士制度の改革」以下を順次「第3」等へ繰り下げる。
- 副題「-身近で利用しやすく、頼りがいのある司法へ-」については、後に改めて検討する。また、目次等についても、全体の構成がより分かりやすいものとなるよう工夫する。
- 「はじめに」について、人的基盤の重要性をより強調した記載とする。
- Ⅱ「第2 21世紀の司法制度の姿」の記載については、Ⅲ以下を検討した後に、改めて検討する。
- 「Ⅲ 国民の期待に応える司法制度」の導入部分について、更に工夫する。
- Ⅲ「第1 民事司法制度の改革」について、1.(1)「イ 弁護士報酬の訴訟費用化(敗訴者負担)」の部分は、当事者に訴訟を利用しやすくするという審議会の真意が国民に伝わるよう、表題を含め、表現を更に工夫する。また、1.「(5)被害救済の実効化」、「3.専門的知見を要する事件への対応強化」、「4.知的財産権関係事件への総合的な対応強化」、「5.労働関係事件への対応強化」などの部分についても、本日の意見交換を踏まえた修正を行う。
(2) 次回会議(第60回)は、5月22日(火)13:30から開催し、本日に引き続き、最終意見に関する審議(第1読会の2日目:意見書(案)37頁から最後まで)を行うこととされた。
以 上
(文責 司法制度改革審議会事務局)
-速報のため、事後修正の可能性あり-