99年11月24日 文筆業・元共同通信社論説委員 米澤進 |
「利用者である国民の視点に立って、21世紀の我が国社会において司法が果たす役割を明らかにし、司法制度の改革と基盤の整備に関する基本的な施策について有識者の皆様に審議していただく必要がある」
「法曹に人材を求める新しい制度が必要だ。裁判官は弁護士や検察官などから広く求めるべきで、それには法曹一元制度を目指し、現行の判事補制度を廃止すべきだ」
日本の国権の作用は立法、司法、行政からなり、立法は帝国議会、行政は自治制度として国民がともに参加しているのに、ひとり司法だけは「国民の参与を認めず、特定の裁判官を置き、専らこれに携わらせて来たのであります」(昭和6年、大日本陪審協会編の陪審手引「我が陪審法の精神」より)
以上